【歴史・背景】
3号戦車M型は、本来の開発目的である主力戦車として運用された3号戦車としては最後の生産型であり、次の生産型で3号戦車の最終型であるN型は火力支援戦車として運用されている。
M型は当初1,000両が発注されたものの、この時期すでに3号戦車は連合軍の新型戦車に対して歯が立たなくなっていたため、本車の後継主力戦車として開発されたV号戦車「パンター」の生産が優先されることになった。
また3号戦車M型用に生産された車体が、前述の理由により3号突撃砲や次のN型や火焔放射戦車に転用されることになったため、M型は1942年10月〜1943年2月にかけて250両が生産されたに留まっている。
3号戦車M型はL型をベースとして主に渡渉能力の向上を図った生産型であるが、なぜ急に渡渉能力が重視されるようになったかはよく分からない。
【製作について】
グンゼ産業/ハイテックモデルシリーズの3号M型です。このキットは30年以上昔のキットで、どちらかというとコレクション性が高い物かもしれません。中古模型屋で偶然発見しました。これを作ってしまうのが吾輩です(笑)。
キットとしてはメタルパーツ有り、エッチングパーツ有りの豪華仕様でしたが、履帯が可動式ではなかったので、カステン製に換装しました。それと、説明書が劣悪で間違いが多いため、かなり苦労させられました。
ただ、キットの出来としては秀逸で30年前の物とは思えない精密さを体感できます。塗装はダークイエローとグリーンの2色迷彩とし、汚しは控えめとしてみました。
最近、ヘアスプレーなどを下地に塗って上層の塗料を剥ぎ取るチッピング技法が持てはやされているようなので吾輩もやってみようと思ったのですが、どうも白々しくなってしまうので、結局やめました。
やはり、地道にコツコツと筆で傷を入れていく方が吾輩の性分に合っているようです。
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