とにかくティーガーUが飛び抜けて高い(とは言え、かなりのいわく
付きなんですが)。JSの122mmもほぼ匹敵する威力ながら発射速度
が遅すぎるところが泣き所で減点対象となっています。
JSやM26相手ならともかく、その他の連合軍戦車相手にはティー
ガーUの主砲はオーバーキルでは?
これら特例を除く常識的範囲ではやはり英米の90mmと17ポンド砲
が強い。通常弾でも十分ながら、HVAP弾及びAPDS弾を使えば1000ヤード
で200mm近い貫通力を持ってました。
後はお馴染みの面々、ティーガーの88mmにT34/85の85mm。
コメットも無事入選、案外後期のイギリス戦車の火力は侮れない。
四式中戦車は意外に思われる方も多いかと思いますが、潜在能力的に
はM4の3インチ砲に勝るとも劣らない主砲を持っています。
最後は4号H型とM4。ここまで下がってくるとベストテンとは言え
末期には最下位クラスの威力。4号とシャーマンは同じとは言え、厳密
に発射速度・高速徹甲弾の威力差を考えるとホントはシャーマンの方が
強いんですけどね。なお、高速徹甲弾を考慮し始めると英米が有利で、
ドイツが並。ソビエトは不利になります。日本、イタリアは使ってない
から論外。
余談ながら、今回のような比較の際、火力を表すのに「火力=口径×
砲身長」を使っているのを見かけます。確かにおおよその意味で正しい
のですが、今回の結果から見てもあまり当てにならない場合があるのが
よく分かるかと思います。イギリス・アメリカのように高初速で砲弾を
比較的小さな主砲から撃ち出す思想。ドイツ・ソビエトのように中初速
で巨大な主砲から撃ち出す思想など第二次大戦中でも各国様々です。
|